症状が軽くても、すぐに病院へ!
吐血は、食道、胃、十二指腸で出血が起こっていることが原因です。出血の原因には、食道がん、胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などが挙げられます。また、肺結核など肺の病気で吐血することもあります。
胃や十二指腸潰瘍からの出血の場合は、胃酸の影響で血が黒っぽく変色しています。食道からの出血の場合は、こうした影響を受けないため、真っ赤な血を吐きます。吐血がひどい場合は、血圧が下がってふらついたり、頻脈(脈が速くなる)が起こる場合がありますので、できるだけ安静を保ち、すぐに病院を受診してください。
※明らかに重篤な症状の場合は、一刻も早い治療が必要です。速やかに119番通報を!