地域連携室は地域医療の発展と、医療機関の皆様との円滑な連携を進めることを目的に活動しています

地域連携室の業務は、病診・病病連携などの医療機関との連携、道東初のPET-CT検査の受け入れなどを行っております。また急性期医療から在宅医療まで継ぎ目のないケア「脳卒中地域連携クリティカルパス」を運用しています。

» 病診連携（外来予約）受診申込書

FAX受診申込書の利用方法

　病診連携（外来予約）申込書受付時間　　　　月曜～金曜日（土日祝祭日除く） 9時～16時

＜注意事項＞

・受診希望病院の申込書をご利用ください。

・各病院の申込書に記載されている診療体制をご確認の上、各病院へFAXにてお申し込みください。

・緊急性が高く、早急に治療が必要な患者様につきましては、直接診療科医師にご連絡ください。

・当日の予約はお受けできません。

※後日紹介元へお返事を返信致します

お申し込みの流れ
- 【1】受診希望病院へFAXでお申し込みください。
- 【2】「受診受付確認票」「予約票」を紹介元へFAXにてご返信します。
- 【3】患者様に予約票と診療情報提供書をお渡しください。
  患者様へ「予約票・診療情報提供書・保険証をご持参の上、1階受付窓口までお越しください」とお伝えください。
FAX受診申込書ダウンロード
※医療機関の皆様からの受診申込書であり、一般患者様からの予約フォームではありません。
お問い合わせ先
　釧路孝仁会記念病院　　TEL：0154-39-1331　　FAX：0154-39-0660
　釧路孝仁会リハビリテーション病院　　　　　　TEL：0154-54-2500　　FAX：0154-54-0860
　釧路脳神経外科　　　　TEL：0154-37-5512　　FAX：0154-39-0860

利用方法をご確認のうえ、受診希望病院の申込書をダウンロードしFAXでお申し込みください。

PET-CT検査ご利用案内

釧路孝仁会記念病院では16列MDCTとPETがひとつになった最新PET/CT撮像装置を用いています。PET/CT検査は心臓、脳の代謝異常部位や代謝の亢進した癌病巣を精度よく検出できます。特に癌においては短時間で全身を一度に検査することが可能であり、再発診断、治療効果判定などきわめて有用な情報をもたらします。早期胃癌を除く悪性腫瘍は保険適用要件となりますので、ぜひご利用ください。またてんかんや虚血性心疾患も適応が認められています。

保険適用をご確認のうえ、申込書をダウンロードしFAXでお申し込みください。

» 保険適用要件

1．早期胃癌を除く悪性腫瘍

他の検査、画像診断により病期診断、転移、再発の診断が確定できない。

※病理学的に確定診断のついた悪性腫瘍。ただし病理診断を施行したが確定診断が得られなかった場合、または医学的な理由（生検リスクが高い等）により病理診断が困難であった場合については、臨床上高い蓋然性をもって悪性腫瘍と診断された場合は保険適用となります。

2．てんかん

難治性部分てんかんで外科切除が必要とされる場合。

3．虚血性心疾患

虚血性心疾患による心不全疾患で、心筋組織のバイアビリティ診断が必要とされる症例であり、通常の心筋血流シンチグラフィーで判定困難な場合（PETのみ）。心筋血流シンチグラフィーが施行されていることが条件となります。

4．心臓サルコイドーシス

心サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる（PETのみ）

5.血管炎

高安動脈炎等の大型動脈炎において、他の検査で病変の局在又は活動性の判断のつかない場合

» PET-CT検査FAX申込書ダウンロード

» PET/CT検査お申し込みの流れ

PET/CT検査申込み方法
- 1．保険適用に該当されることをご確認ください。また注意事項をご確認下さい。
- 2．「PET/CT検査依頼申込書」に必要事項をご記入の上、下記までFAXにて申込み下さい。
- 3．予約日が決まり次第、「受付確認票／予約票（患者様用）」をFAX致します。
- 4．「PET検査／検査前の注意事項」を患者様にご説明お願い致します。また絶食時間については予約票に記載しておりますので、ご確認の上、ご説明してください。
- 5．「予約票（患者様用）」、「PET検査　検査前の注意事項」および貴院の「診療情報提供書」「検査結果（フィルム等）」を患者様へお渡しの上、当日「健康保険証」等と併せてお持ちいただくようご説明お願い致します。
- 6．読影所見および画像（CD-R）は後日郵送いたしますので、貴院より患者様に結果のご説明をお願いします。
- 7．8時30分以降に来院予約の方は、検査料金を検査前にお支払いいただきます。（3割負担：約3万円、1割負担：約1万円）
お問い合わせ

社会医療法人孝仁会　釧路孝仁会記念病院　地域連携室

受付時間：月曜〜金曜日　9時〜16時（土日・祝日除く）
受付時間以外の申込につきましては、翌日もしくは休み明けの対応となります

TEL（0154）39-1331　FAX（0154）39-0660

» PET/CT検査よくあるご質問

Q1.飲食制限は？

A．PET検査は、がん細胞が正常細胞に比べて3～8倍のブドウ糖を取り込むという性質を利用し、F-18 FDG（フルオロデオキシグルコース）を検査の始めに投与し、撮影します。そのため食事を摂取されると検査を行うことができません。必ず絶食時間を厳守していただくようお願いいたします。検査時間によって絶食時間が変わりますので、予約票をご確認ください。
　また、絶食時間中は糖分を含む飲料や飴なども取らないようにお願いします。

Q2.糖尿病のコントロールは必要ですか？

A．Q1の理由から糖尿病のコントロールも必要となります。検査中の血糖値が150mg/dl以下になるようコントロールしてください。また絶食時間中はインシュリン及び経口血糖降下剤を使用しないでください。

Q3.点滴は行っても大丈夫ですか？

A．Q1の理由から糖分の入っている点滴は来院5時間前から中止してください。糖分を含まない点滴については制限ありません。

Q4.造影剤のアレルギーがありますが大丈夫ですか？

A．薬剤の種類が違うため、造影剤アレルギーのある方でも検査を受けることができます。

Q5.赤ちゃんがいるのですが、授乳は可能でしょうか？

A．薬剤（FDG）を体内に投与するため、わずかに放射線被ばくがあります。しかしこの線量で放射線障害が起こることはありません。また寿命が短く尿中に排泄されるため投与後2時間で1/3程度になります。ただし赤ちゃんがいる場合、授乳は投与後24時間は行わないでください。その場合はあらかじめ前日に搾乳しておくかミルクを代用するようにしてください。また抱っこも行わないでください。

Q6.化学療法後の治療判定目的のPET検査はいつから行えますか？

A.炎症反応が出て正確に診断できない場合があるため、最終投与日から1ヶ月以降に検査をお取りしております（最短では2週間後）。申し込み時に最終投与日をお知らせください。なお、抗がん剤服用の場合はその限りではありません。

検査のタイミングの一例（目安）は下記の通りです。
- ・生検　　　　→　　1週間後
- ・RFA　　　　→　　4週間後
- ・手術　　　　→　　6週間後
- ・G-CSF投与　→　　1週間後〜1ヶ月後
- ・放射線治療　→　　2-6ヶ月後
Q7.車椅子、ストレッチャー使用の患者様でも大丈夫ですか？

A.いずれも付添いをお願いします。またストレッチャーについてはその都度対応をして参りますので、あらかじめ別途ご連絡いただくようお願いいたします。また導尿の方はご遠慮いただいております。

Q8.都合によりPETを当日キャンセルしたいのですが？

A.FDGは半減期（寿命）がとても短いので、検査当日早朝に検査施設内の専用設備で合成し、つくりたてのものを検査に使用します。FDG薬は高額のため、発熱や急変時以外の当日キャンセルは極力避けていただくようお願いします。