第5次医療法改正により、救急医療、へき地医療、周産期医療などの、特に地域で必要とされる医療を提供する「医療法人」に対して、「社会医療法人」という法人類型が創設されました。「社会医療法人」は、持続して公共性の高い医療サービスを提供する責務を担っています。
孝仁会は、救急医療事業への貢献が評価され、平成21年3月1日より「社会医療法人」として認定されました。
釧路孝仁会記念病院(2007年12月1日開院)は、孝仁会グループの基幹病院として、急性期の入院医療と三大疾病の予防事業を展開しております。特に、救急医療に関しては、24時間対応できる手術室(道内で唯一の手術室CTを装備)を6室設置し、脳・脊椎脊髄・心臓血管・消化器などの各診療科に対応しております。また、ICU10床、脳・脊椎脊髄センター、心臓血管センター、消化器センターを配備し、急性期の入院医療に備えております。
三大疾病予防事業では、釧根地域で唯一のPETを備え、心臓疾患・脳疾患・癌の三大疾病に対する高次ドックと健診事業を展開しております。 これからも孝仁会グループはさらなる地域医療への貢献とともに、皆様に愛される病院・施設づくりをしていきます。
市立釧路総合病院を基地病院、釧路孝仁会記念病院は基幹連携病院としてドクターヘリ運航を実施しております。
受入れ医療機関や搭乗医師の配備等に関しては,釧路市医師会を軸とし,各医療機関等との連携のもと体制を整えて運用していきます。