部門のご紹介

診療放射線科

診療放射線科

挨拶

診療放射線部 統括部長 山本綱紀

 放射線科では、

診療放射線科について
◆医療被ばく低減施設認定
・第9号  星が浦病院
・第16号 釧路孝仁会記念病院
◆各種認定者数
放射線管理士 17名
放射線機器管理士 19名
医療画像情報精度管理士 2名
上級磁気共鳴専門技術者 1名
核医学専門技師 2名
第1種放射線取扱主任者 6名
X線CT認定技師 2名
Ai認定診療放射線技師 5名
臨床実習指導教員 5名

装置一覧

釧路孝仁会記念病院
一般撮影用X線装置  UD150B-40(SHIMADZU) 血管撮影装置  LC/V DLX-2(TOSHIBA)
kxo-250S(TOSHIBA) DIGITEX Safire SP(SHIMADZU)
マンモグラフィー Diamond(GE) X線透視装置 Sonialvision SafireⅡ(SHIMADZU)
MRI装置  Intera Achieva 3.0T(PHILIPS) Cアーム移動形X線撮影装置  OEC 9800 Plus(GE)
Signa HDe1.5T(GE) OEC 9900 Elite(GE)
CT装置  BrillianceCT64Power(PHILIPS)  移動形X線撮影装置  AMX-4(GE)
Aquilion LB(TOSHIBA) MU125M JIRA(SHIMADZU)
PET/CT装置  Discovery ST Elite/16(GE) ナビゲーション STEALTH STATION TREON(Medtronic)
Cranial Map Neuro(Stryker)
Discovery PET/CT 710/64 (GE) ワークステーション      AZE virtual place fujin 3台
SPECT装置 Infinia Hawkeye4(GE) Advantage Workstation 3台
サイクロトロン CYPRIS-HM12S(住友重機械工業) ZIOstation 2台
合成装置    F200 Extended Brilliance Workspace
F300 View Forum
N100 Xeleris
CYPRIS-G 体外式結石破砕装置 Dornier Compact Signa(Dornier MedTech)
投与装置 M130 X線画像読取装置 FCR(FUJIFILM)
星が浦病院
一般撮影用X線装置 UD150L-40E (SHIMADZU) Cアーム移動形X線撮影装置 Steno Scope9600(GE)
MRI装置 Signa HDxt1.5T(GE) 移動形X線撮影装置 MC100L-30(SHIMADZU)
CT装置 Light Speed VCT 64ch(GE) ワークステーション Advantage Workstation 2台
Xeleris
SPECT装置 Discovery NM630(GE) X線画像読取装置 FCR(FUJIFILM)
釧路脳神経外科
一般撮影用X線装置 UD150B-40(SHIMADZU) Cアーム移動形X線撮影装置 Steno Scope 2series(GE)
MRI装置  Signa HDe1.5T(GE) ワークステーション  AZE virtual place fujin
Signa HDxt1.5T(GE) Advantage Workstation
CT装置 Aquilion 16(TOSHIBA) X線画像読取装置 FCR(FUJIFILM)
中標津脳神経外科
一般撮影用X線装置 PROTEUS XR/A(GE) MRI装置 Signa HDe PLUS 1.5T(GE)
X線画像読取装置 FCR(FUJIFILM)    
留萌セントラルクリニック
一般撮影用X線装置 REVOLUTION XR/D(GE) Cアーム移動形X線撮影装置 OEC FLEXIVIEW(GE)
MRI装置 Signa HDe1.5T(GE) ワークステーション AZE virtual place fujin
CT装置 Aquilion  CXL(TOSHIBA)    
新くしろクリニック
一般撮影用X線装置 UD150B-40(SHIMADZU) CT装置 ProSpeed F2(GE)
X線画像読取装置 FCR(FUJIFILM)    
知床らうす国民健康保険診療所
一般撮影用X線装置 UD150L-40(SHIMADZU) 骨密度 DTX-200 TOYO MEDIC(東洋メディック)
MRI装置 EXCELART Vantage(TOSHIBA) ワークステーション AZE virtual place Lexus64
CT装置 Aquilion CXL(TOSHIBA) 移動形X線撮影装置 シリウス 12HP(HITACHI)
X線画像読取装置 FCR(FUJIFILM) X線テレビ装置  DREX BX 65X2(TOSHIBA)
札幌西孝仁会クリニック
一般撮影用X線装置 MRAD-A50S /22C(TOSHIBA) ワークステーション AZE VirtualPlace 新NT
MRI装置 Vantage Titan 3T ( TOSHIBA )  CT装置 Aquilion ONE ViSION ( TOSHIBA )

MRI装置

MRIとは強力な磁石と電磁波を利用して体内にある水成分を画像化する検査で、任意の方向の断面を画像化することが可能な装置であり、X線の被ばくの心配はありません。当院にあるMRIは釧根地区で唯一の3T(テスラ)という強力な磁場を発生する装置で、特に頭部領域において良好な画像を得ることが出来ます。

また、3TのMRIはFunctional(機能的)な部分の描出において従来の装置を凌駕する性能を備えており、脳神経の描出や手足を動かしたときに脳のどこが賦活(ふかつ)されているかを特定することが出来るため、術前検査による手術時のアプローチの仕方をより正確に判断できるようになりました。

注意事項

金属などの磁性体を撮影室に持ち込むことは原則としてできません。

最近の医療に用いられる金属(脳動脈瘤クリップ、ペースメーカー、人工骨頭、ステント等)はMRI対応のものもあるため、これらが体内に存在していても検査を受けたことがある患者様もおられると思いますが、当院のMRIは大変磁力が強力なため、MRI検査が受けられない場合があります。お心当たりがある場合には必ずスタッフに申し出てください。

MR検査画像
Diffusion(DWI)
DWIの臨床的意義は、従来のMRIでは描出できなかった発症超急性期(2時間)の虚血性脳病変の検出です。これは、早い段階で脳梗塞の診断ができる事を意味します。
DWI上の高信号域は、亜急性期以降次第に信号強度が低下し、慢性期にはやや低信号を呈するようになります。
このような特性から、新旧の梗塞巣が混在しても、DWIを施行すれば、新たな梗塞巣と陳旧性梗塞巣とを容易に区別でき、大変有用な検査です。
fMRI(functional MRI)
脳神経が活性すると脳の血流は20~40%増加し、D-Hbよりoxy-Hbの量が相対的に増え、局所的に磁場が変動しこれを画像化します。このように脳の活動状態を画像化して、脳機能を解明する検査です。脳の活動が行われている場所を特定する事で、腫瘍などの疾患で術前に脳を保護する場所の同定や、術後の予後予測などを行う事ができます。また単純な運動に伴う運動野の賦活から、認知、記憶、言語など高次機能まで行う事もできます。
DTI(Diffusion Tensor Image)
細胞の分子の動き(向き)をみています。神経繊維は分子の動きが少なく、特定の方向へ束となって走行するため、それらを画像化します。出血や腫瘍などの疾患で繊維の偏位・断裂の有無、神経繊維に触れているか、または対象物と繊維の位置関係を見ることで術前のシュミレーションや病態把握、疾患に対する予後評価を行う事ができます。
頭部MRA
造影剤を使用することなく非侵襲的に脳血管像を得ることが可能です。
くも膜下出血時の脳動脈瘤や未破裂脳動脈瘤の検索,血管奇形,血管閉塞性病変などに特に有用です.当院では解析装置により目的血管を選択的に任意の方向から観察することができ、routine MRA (脳全体)とHireso MRA (動脈瘤精査)を行っています。また、VR(右)やMIPという画像処理を行う事により、立体的に観察でき評価しやすい血管も作成しています。
MRIによる全脊髄撮影
技術の発展により現在では幅広い範囲で高密度の撮影ができるようになりました。
造影MRI
MRIはコントラスト分解能に優れており、各組織間および組織病巣間の境界は比較的明瞭に描出されます。病変部を描出する目的で腫瘍性病変はもとより脳血管障害や変性疾患などの非腫瘍性病変にも造影MRIが施行されます。
1)存在診断
2)鑑別診断
3)機能診断
4)病気診断
などの目的で撮影されます。
MRS(MR Spectroscopy)
脳の解剖学的な検査ではなく、細胞レベルの生理、生化学的な検査であり、物質の同定や構造決定が可能となる検査。脳腫瘍や脳梗塞、その他の疾患で脳細胞の成分を調べることにより、そこに何があるのかを特定し脳の状態をみたり、腫瘍かどうか、または腫瘍の種類も同定できます。
代謝物質の種類(一部)
N-acetyl-aspartate(NAA)=神経細胞のマーカー
クレアチン化合物(Cr)=全ての細胞に共通した存在で病的変化の少ないことからinternal referenceとして使用
コリン化合物(Cho)=膜代謝の活発な腫瘍で高値を示す
Lactate(Lac)=嫌気性解糖が進んだ状態で現れる
関節・骨MRI
主にT2強調、T2*強調、T1強調、脂肪抑制T2強調で撮像され、靱帯や筋、腱、付着部、関節窩の描出を主体に撮像しています。また骨折の評価にも用いられ、X線単純撮影やCTで判りにくい場合でも描出される場合があります。肩関節、肘関節、手関節、股関節、膝関節、足関節などの部位を専用のコイルを用いて、様々な方向から撮像していきます。

CT装置

 CTとはX線を用いた検査で主に全身の横断像を撮影します。当院のCTは64chMDCTと呼ばれる最新の装置であり、従来の装置に比べ高速撮影が出来るほかに、さまざまな方向の断層撮影か可能であり一度の検査でたくさんの情報を得ることが出来ます。

 造影剤を用いた検査においては以前よりも少ない量で検査が可能であるため、患者様の負担を減らすことが出来ます。
また、心臓を栄養する血管である冠動脈の検査を行うことができるようになりました。カテーテルと呼ばれる細い管を手首や足の付け根から挿入する血管撮影検査と違い入院の必要がないため、外来で検査を受けることができます。

CT検査画像
頭部CTA
頭部CTAでは、頭部MRAで顕著に見られる血管内の乱流の影響が少なく、狭窄や動脈瘤内の評価に適する。また骨情報もある亊から、頭蓋底と動脈瘤の関係を理解する亊が容易であり、術前の検査にも有用である。 術後の評価は、近年ア-チファクトの少ない、チタン性クリップを使用される亊が多くなりクリップと血管の関係、また残存動脈瘤の評価にも頭部CTAは適する。
頸部CTA
大動脈弓部から鎖骨下動脈、頚動脈までの血管で潰瘍形成や石灰化、狭窄度を観察するのが主な目的となる。狭窄率はCEA(頚動脈内膜剥離術)を行うための一指標となる。頸部CTAでは、あらゆる角度から狭窄やプラークの評価ができるため、DSAよりも正確に診断できたとの報告もある。 単に狭窄、閉塞性病変を形態学的に評価するだけなら、DSAは省略できるものと考えられる。
冠動脈CTA
冠動脈の狭窄や閉塞、奇形、石灰化、血管内のプラークの存在、ステント後の再狭窄の評価やバイパス術後の経過観察などに行われます。息どめができない方や不整脈等で撮影が困難な場合がありますが、心拍数は上がると検査上良くないため、患者さんには、緊張しないで、楽に検査を受けてもらうよう努めています。
腹部CTA
胸腹部CTAでは、大動脈の壁在血栓や壁の石灰化および周囲臓器の状態や大血管病変との関係を一度の撮影で得る事ができるため、手術などに必要な情報を提供できる。
大動脈瘤の位置、大きさ、形態、分岐血管との位置関係が分かり、解離性動脈瘤では、解離内膜の存在範囲や真腔と疑腔の位置関係や大きさ、疑腔の血栓化の程度、分岐血管との関係などの把握に有効である。また、腹部では、腹腔動脈や上・下腸間膜動脈、腎動脈などの腹部分枝血管の閉塞・狭窄などの評価にも有用です。
Volume(骨)
主に冠状断や矢状断など異なる角度で表示する場合やVR、MIP、MPRといった3Dで表示する場合に使用します。病変部のスクリーニングや周囲組織との位置関係の把握等で行われ、骨折のスクリーニングや精密検査等で行われています。
頸椎・腰椎ミエロ
髄腔内の狭窄、腫瘍検索、OPLLや椎間板ヘルニアなどからの圧迫程度、神経根の観察が主な目的となります。当院では、腰椎腰椎穿刺により脊髄腔内に造影剤を注入し、頸椎検査の場合注入後1時間30分~2時間後に撮影を行い、腰椎検査では、直後からX線単純撮影を行い、その後CT撮影にはいります。
腰椎穿刺による合併症として、髄液圧の低下による頭痛、悪心、嘔吐が考えられ、穿刺後の神経根痛、髄膜炎、出血なども注意が必要です。
頭部単純CT
単純CTは腫瘍の種類によっては,血流の豊富なものや乏しいものがあるが,造影剤の使用により(右→),そのコントラスト増強の程度で,腫瘍の性質や悪制度を推測する事もできます。
頭部造影
単純CTだけでは組織間の濃度差が少なく不十分なので,各臓器の鑑別や位置の同定,また実質臓器内の腫瘍で周囲の正常組織と等濃度の腫瘍の位置や浸潤範囲の把握が大きな目的であります。
また,腫瘍の種類によっては,血流の豊富なものや乏しいものがあるが,造影剤の使用により,そのコントラスト増強の程度で,腫瘍の性質や悪制度を推測する事もできます。
肝臓 Dynamic
腹部臓器で造影剤を使用する主たる目的は、存在診断、質的診断、伸展(量的)診断、臓器血流量の評価があげられます。肝臓Dynamicでは肝臓を決められた時間で何回も撮像(動脈相、門脈相、静脈相、平衡相等)し、腫瘍の存在と血流量を同時にみる検査であります。急速に造影されるものの代表例は肝細胞癌があげられ、緩徐に造影される代表例は血管腫があげられます。逆に造影されにくいものとして、胆管細胞癌、消化管癌からの転移などがあります。
このように、時間的な濃染の仕方で、肝腫瘍の鑑別を行う事ができます。また、3Dで撮影しているため、各相の血管を3次元で表示する事も可能です。

血管造影装置

 血管造影検査とは手首や足の付け根付近からカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、そこから造影剤を注入して直接血管を写す検査です。この検査で用いる造影剤はX線撮影でよく写るものが使用されます。
また、この検査ではただ血管を写すだけではなく、そのときの状況に応じてすぐ血管内手術を行うことが出来るというメリットがあります。当院では急性期の脳梗塞や心筋梗塞の治療のほかに、肝臓などの腫瘍における栄養血管の塞栓術が行われております。

血管撮影検査画像
頭頚部血管撮影(DSA)
血管の狭窄、閉塞、動脈瘤、腫瘍への流入、形態・走行奇形、側副血行路、循環動態の把握等、主に血管病変や奇形について評価する。脳梗塞や動脈瘤、脳動静脈奇形、血管腫、脳腫瘍等の精密検査や術前の確認、シミュレーション等で行われる。
冠動脈血管撮影右大腿動脈
右冠動脈、左冠動脈にそれぞれカテーテルを留置し、造影を行います。冠動脈の狭窄や閉塞、形態や走行異常の有無、側副血行路の観察等を目的とし、必要な場合はインジェクターを使用した左室造影を行い、心機能の測定を行う場合もあります。
心臓アブレーション
正常な脈拍リズムよりも非常に早い脈(頻拍)を根治する治療法です。頻拍の原因となる心臓内の異常な興奮部位や異常興奮旋回路または異常興奮伝導路を最新の治療法を用い、高周波電流により生じる弱い熱により変性・不活化し、正常な脈拍にもどす方法であり、この高周波の熱による痛み等は、殆どありません。WPW症候群、房室結節回帰性頻脈、心房粗動、心室頻脈、心室性期外収縮、心房頻脈、心房細動の不整脈に対して根治(完全に治る)が得られる治療法です。
冠動脈IVR(PCI)
右冠動脈、または左冠動脈にカテーテルを留置し、造影を行いながら血管内治療を行います。急性心筋梗塞等で狭窄している冠動脈に対して、薬剤使用での血栓溶解(PTCR)、バルーンで膨らます(PTCA)、ステントを留置する(Stent,PCI)があり、薬剤溶出性ステント(DES)も行われています。多くのデバイスが日々開発され、治療法も今後増えていくものと考えられます。また急性心不全などで、体外式ペースメーカーを留置する場合も血管撮影室で行います。

核医学装置

 核医学検査とは放射性同位元素(RI)で標識された薬剤を注射し、病変部や標的臓器に集積した薬剤から放出される線を体外から検出して画像を作成します。当院では、脳血流検査、心機能検査、腫瘍検査などが行われています。
また、当院ではSPECT装置のほかに釧根地区で初のPET装置を導入しました。この装置ではFDGと呼ばれる糖分に放射性同位元素を標識した薬剤を投与します。悪性新生物は栄養素として大量の糖分を取り込む性質があるため、結果としてFDGが悪性新生物に集積するためこれを画像化して、全身を一度に検査することが可能です。

核医学検査画像
PET(FDG)
FDGはブドウ糖の類似体であり、ブドウ糖と同様にグルコーストランスポーターにより細胞膜を通過し、細胞内に取り込まれる。その後、ヘキソナーゼの働きによりリン酸化を受け、FDG-6-リン酸となるが、ブドウ糖とは異なり、これより先の解糖系に進むことはなく、長期にわたって細胞内にとどまることが特徴的である。
糖代謝の亢進している腫瘍細胞には、多量のFDGが取り込まれるが、悪性腫瘍だけではなく、一部の良性腫瘍や炎症巣にも集積する。これらのFDGからでる放射線を捉えることにより画像化している。PET-CTはPETとCTを一連に撮像する事で、PETに正確な解剖学的情報を加える事ができる。
脳SPECT
発症直後の脳梗塞やTIAなどのように組織学的変化が生じていない症例においては,CT検査では異常として捉えることが出来ません.しかし,局所脳血流は発症直後から減少しており,脳血流SPECTによりいち早く虚血部位を捉えることが可能です.採血することなく簡便に非侵襲的に局所脳血流を算出することができる検査です。
脳SPECT
発症直後の脳梗塞やTIAなどのように組織学的変化が生じていない症例においては、CT検査では異常として捉えることが出来ません。しかし、局所脳血流は発症直後から減少しており,脳血流SPECTによりいち早く虚血部位を捉えることができます。また、慢性期脳虚血の脳血管予備能検査にも優れた検査です。
心筋SPECT
心筋のエネルギー源は主に脂肪酸とブドウ糖であり、なかでも脂肪酸は心筋エネルギー代謝の60%程度を供給している。BMIPPは脂肪酸と類似の挙動をおこない心筋潅流に依存し集積するから、分布状況より、脂肪酸代謝を評価し心筋のviabilityを把握する上で有用である。また心電図同期で検査する事により、心筋局所壁運動、壁厚の評価、左室駆出率、左室容積などが算出できます。
骨シンチ
骨シンチグラフィーは骨代謝変化を反映した機能画像診断法です。X線写真は骨の破壊や修復によって生じた骨ミネラルの絶対量という静態を反映しているのに対し,骨シンチグラフィは病巣への血流と骨代謝の状態を示す動態を反映しています。X線写真では骨に30-50%の脱石灰化がなければ異常所見としてとらえられませんが,骨シンチグラフィは局所病巣の代謝が亢進すればただちに以上陽性像を示すので,X線写真に比べて病変部を早期にかつ高率に検出する優れた特徴を有した検査です。
下肢動静脈・リンパシンチ
末梢より静注されたRIは生理的な静脈還流に従って四肢静脈内を中枢側に流れます。このとき一定時間ごとに撮像すれば、静脈内の血流状態を観察することができます。深部静脈血栓症、血栓性静脈炎、骨盤部悪性腫瘍による静脈の圧迫・閉塞、下大静脈閉塞、下大静脈欠損症、静脈瘤、手術後の静脈閉塞等の診断、静脈の閉塞部位の確認などが主な目的の検査です。下肢動脈シンチは主にASO(閉塞性動脈硬化症)で行われ、下肢への血流状態の評価を行います。

X線透視装置

 X線透視検査とは、X線によって得られる画像をモニターで見ながら行う検査のことです。胃透視などでは、バリウム等の造影剤を飲み、食道・胃・十二指腸の形態・粘膜の状態を見ながら検査します。内視鏡を用いた膵胆管の造影なども行います。 バリウムを使用する食道・胃・小腸検査の後には下剤を飲んでいただきます。数時間後に排便があると思いますが、普段より多めに水分をお取り下さい。

X線透視検査画像
胃バリウム
空気とバリウムの造影剤を併用した二重造影という撮影を行います。二重造影撮影は空気により胃を膨らませ、ローリング(体位変換)によりバリウムで胃壁粘膜を洗い、バリウムを粘膜面に薄く均等に付着させて撮影し、胃壁粘膜の微細な変化をとらえます。潰瘍、胃炎、ポリープ、形態異常、胃がんの有無や進行の度合い、悪性度の評価等の病態把握を行うこともできます。また観察する部位により様々な角度や体位で撮影を行い、げっぷが出やすくなりますが、胃が膨らんだ状態で検査しなければならず、我慢をお願いしています。

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